8月3日~のマーケット(記事の全文はここをクリックしてね)

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最大の注目はやっぱり雇用統計

 

先週金曜日は、

発表された4~6月期雇用コスト指数が市場予想を大幅に下回ったことで、

一気にドル売りユーロ買い、爆裂となりました。

この指標にマーケットが、いつも以上に過剰反応した理由については、

 

 その1・賃金の伸びが鈍化していることが嫌気された

 その2・イエレンFRB議長が注目している指標だから

 その3・早期利上げ期待の後退

 

などなど、いろいろニュースにありましたが、

結局は、週末月末要因の単なるポジション調整だったかな~と思います。

123.50以下の買いの厚さも確認された形になっていますし、

雇用統計に向けては、押し目を拾いたい向きがさらに増えそうな予感です。

 

 

雇用統計の市場予想

 非農業部門雇用者数 (予想:+22.5万人  前回:+22.3万人 )

       失業率(予想: 5.3%  前回:5.3% )

      平均時給 (予想:+0.2%  前回:±0.0% )

 

注目ポイントとしては

 

 ●週間の新規失業保険申請件数が40年ぶりの低水準

 ●小売業などで最低賃金の引き上げが相次いでいる

 

失業率は改善され、平均時給も4~6月の低迷の反動があるのでは?

と期待されるところですね。

前月同様、発表前にはまたお得意のジリジリ上げになるかもしれません。

しかし、

結果は見てみないとわからないので、

高値掴みにならないように!

発表された内容や値動きを見てから、ポジションを取るのが安全でしょう。

 

押し目を作ってくれるかな?

 

今週は6~7日に、日銀金融政策決定会合が開かれます。

今回も、金融政策はおそらく現状維持でしょう。

黒田日銀総裁は、先日も新聞のインタビューで、

今の時点で追加緩和の必要は無い

と発言してますしね。

7日(金)15:30~は黒田総裁の記者会見がありますので注目です。

雇用統計前ですので、

失望の円高となっても、絶好の押し目として拾われる可能性の方が大きそうです。

 

殺人通貨の本領発揮になるかな?

 

今週は、イギリスも超ビックイベントが!

 
6日(木)
 20:00 BOE政策金利、資産購入枠、インフレ報告、議事録発表 
 20:45 BOEカーニー総裁が記者会見
 
今回からは初の試みとして、インフレ報告と議事録が同時に発表されます。
注目度もUPですが難易度も上がってしまいますね。
インフレ報告と議事録が相反する内容だった時には
マーケットがどうゆう反応になるのか予測しづらいですし、
その後45分遅れではじまるカーニー総裁の会見でも
また乱高下する可能性があります。
ドル円も、ポンドドルの影響を受けるリスクがありますので、
ポジション取りには十分注意が必要です

 

 

その他の注意点など

 

◆ギリシャ懸念は一応後退していますが、

 先日のIMFのギリシャ支援に難色発言で売り込まれたように、

 欧州時間にはネガティブな情報に注意。

 

◆中国ですが、かなり不安定さが目立つので日本時間の上海総合指数に注意。

 

◆カナダドルについては、原油安によって急落しているので、

 株式市場にも悪影響が波及することに注意。

 

 

 

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